天国からの贈り物(実話)
毎日卓也の事を思っているのに正樹が気付かない訳がなかった



あたしに天罰が下った





『そんなにあいつがいいのか?俺じゃダメなのかよ!あいつはこの世にいないんだぞ!!いい加減にしてくれ!!』



ある日の夕方
優しく温厚な性格の正樹が初めて怒鳴った



結婚して一年が過ぎた頃だった





朝から降り止まない雨が正樹の怒鳴り声と一緒に激しさを増した







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