ラブ☆ファミ&カミレンジャー
第四章
基地を出て、階段を上って降りて、エレベーターにも乗ったりして、彼らが着いた場所は、ある部屋の前。
「市長室?」
友梨ママさんが、部屋の前で不思議な声を上げる。
「あぁ…そういうことですか…。」
ようやく、ここまで来て実くんも理解したらしい。
「まぁ、違っても『間違えました』とか、言いながら一発ぶん殴って、蹴りいれて、やき入れて、帰ればいいだけだしね…。」
恵さん…。あなた…。
「まぁ、市長にはだいぶ恨みもありますしね…。」
いや、実くんも…。
「暴力はホドホドにね…。」
とはいえ、青山もこの市長には多大な恨みがあるため、決して彼女たちを止めるような発言はしなかった。
さて、入るか…。
青山がドアのノックをしようとした矢先。
「お前たち…俺たちより早く来てるとは…。」
聞き覚えのある声が、右から聞こえた。
顔を向けると、そこにいたのは、先に出たはずのレッドと和音パパ。そして、相変わらず危ない発言を繰り返すピンクだった。
レッドの手に持っているスイカには…あえて、ふれないほうがいいんだろうな…。
「市長室?」
友梨ママさんが、部屋の前で不思議な声を上げる。
「あぁ…そういうことですか…。」
ようやく、ここまで来て実くんも理解したらしい。
「まぁ、違っても『間違えました』とか、言いながら一発ぶん殴って、蹴りいれて、やき入れて、帰ればいいだけだしね…。」
恵さん…。あなた…。
「まぁ、市長にはだいぶ恨みもありますしね…。」
いや、実くんも…。
「暴力はホドホドにね…。」
とはいえ、青山もこの市長には多大な恨みがあるため、決して彼女たちを止めるような発言はしなかった。
さて、入るか…。
青山がドアのノックをしようとした矢先。
「お前たち…俺たちより早く来てるとは…。」
聞き覚えのある声が、右から聞こえた。
顔を向けると、そこにいたのは、先に出たはずのレッドと和音パパ。そして、相変わらず危ない発言を繰り返すピンクだった。
レッドの手に持っているスイカには…あえて、ふれないほうがいいんだろうな…。