意地悪アイドル×意地っ張り少女
「よぅ、ウサギ」
「…優哉」
――三波 優哉――
トップアイドルで、超モテる。
私がこの業界に居るのは、コイツのせいだ。
「私はウサギじゃないもん!!宇・佐・美っ!!」
「あ?どっちも同じだろ?」
「違うしっ!」
1週間前のあの日…。
私は丁度、学校へ行く振りをして、隣町の河原でサボってた。
ぼーっとするのは、好きだったし。
それが、危険な事に気付かずに…。
『君、1人?』
『え?』
知らない声に顔を上げると、オジサンが不敵な笑みを浮かべて、私を見降ろしてた。
『オジサンと遊ぼ?』
そして、次の瞬間には腕を掴まれてた。
『やっ…』
怖くて、声が出なくて…思わず目を瞑った。
――その時だった。
『失せろよっ!オッサン!!』
え…。
「…優哉」
――三波 優哉――
トップアイドルで、超モテる。
私がこの業界に居るのは、コイツのせいだ。
「私はウサギじゃないもん!!宇・佐・美っ!!」
「あ?どっちも同じだろ?」
「違うしっ!」
1週間前のあの日…。
私は丁度、学校へ行く振りをして、隣町の河原でサボってた。
ぼーっとするのは、好きだったし。
それが、危険な事に気付かずに…。
『君、1人?』
『え?』
知らない声に顔を上げると、オジサンが不敵な笑みを浮かべて、私を見降ろしてた。
『オジサンと遊ぼ?』
そして、次の瞬間には腕を掴まれてた。
『やっ…』
怖くて、声が出なくて…思わず目を瞑った。
――その時だった。
『失せろよっ!オッサン!!』
え…。