ミエザルモノ
ある日、学校から帰ろうとげた箱の中に手を入れると、何かが入っている事に気付いた。






・・・・これは?


誰かの時計の様だった。


銀色の外縁に中は黒色で針はちゃんと動いているようだった。




じーっと時計を見ていると、
「何してるの、美涼?」
と丁度帰ろうとしていた園子に声をかけられた。





私は急いで時計をしまい、
「何でもないよ。あっ電車くるから急ごう」
と言った。



私はその時には何も感じてはいなかった。




















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