出会う確率の方程式
「え!」

女の持つレーダーは、新しいミュータント反応と重なるように点滅する新たな反応を表示した。

そして、その二つに猛スピードで近づく反応を捉えていた。

「ほらね。歴史は簡単には変わらない」

ユウヤは笑い、

「だけど、変えることができるのは…彼ではなく、僕だ!」

歩く速度を速めた。

「行くぞ!未来は、我々!人間の為だけにある!」


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