出会う確率の方程式
「運命って、何よ!そ、それに、メグを探さないと」

あたしは何とか動こうとするが、びくともしない。

もがくあたしを見て、高橋は苦笑した。

「心配することはないよ」

高橋は、抵抗できないあたしの顎を上げた。

「彼女も了承済みだよ。今から、君と結ばれることに!」

高橋の目が光ると、

あたしの着ていた制服が破れた。

「え!」

下着をさらしたあたしの姿を見て、高橋は口元を緩め、

「これくらいで、驚いて貰っては困るな」

ゆっくりと、顔を近づけてきた。

「もっと…凄いことをするんだから」
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