出会う確率の方程式
確か…あの男の子はメグが好きだと言っていた同じ学年の子…何組だったっけ?

少し考えてもわからないから、考えるのをやめた。

どうでもいいから…。

でも、確かに…面食いのメグがいうだけあって、いけてる。

うんうんと、思わず頷いてしまう。

そして、そのまま鞄を持つ手に助走をつけて、渡り廊下から階段へダッシュした。
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