おさななじみ。

~いじめ~

朝の学校


もう、愛娘と羅紫と奈美は来ていた。


3人でしゃべっていた。
アタシが
『おはよう!』

……………


『どしたの?元気ないね…』


『奈美、愛娘、隣のクラス行こっか^^』

『『うん!!!』』
なにこの空気!?!?!?

『アタシもいっていい?』

アタシは尋ねた

『知らない人しか居ないと思うよ…昨日友達なったから』
羅紫がいいはなった
『ぢゃ紹介してよ~☆』


『ダメよ!』

…誰?
そこには、隣のクラスの
スカートの長さが短くなくて、ひざが隠れてて、いかにも優等生って感じの、肌の色が綺麗な白の女子が立っていた。
そのまわりには、お嬢様を囲むように、他の女子も立っていた。

『あなた、誰?』
私は言った。
『愛娘さん、羅紫さん、奈美さんは私の友達よ?離してくれるかしら?』

言い方にムカッと来た!

『てか、アンタだれなの?』

と、私は聞いた。

『申し遅れました。私は、この学校に毎月一億円を寄付している、1組の、北条桜子と申します。』
うざっ!!

『お金を寄付しているから、この学校はあなた家の物なの?』

『そうでしょ??だって、この学校は私が退学なんてしたら、廃校になるわよ?だから理事長だって私には頭が上がらないのよ。これをが格差社会って言うのよ』

『はぁ!?!?格差社会だか、なんだか知らないけど、私は私の意思を持つし、愛娘や羅紫、奈美だって同じ!』

『何を言っているんだか。ただの綺麗事ぢゃないの。行きましょ』

と、みんながぞろぞろと教室を出ていった。
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