愛のうた ~君に歌ったラブソング~
「凜~っ★」

「桃! おはよー(^o^)v
制服似合ってるね」

「ありがとう♪
凜も似合ってるょ」

桃とは中学が一緒で、まぁまぁ仲良し。

これから、朝は桃と行く。

「おんなじクラスだとイイね~」


でも、こういうのって…


お約束




「最悪~!」

アタシが2組で、桃が3組。

「ま、お互い頑張ろうゃ!」


そーだケドォ…



1―2

そう書いてある教室に入る。

すでに何人かいた。

黒板に貼ってある座席表を見る。

一番前の一番右。

てことは…出席番号が1か…。

いつものコト。


席につくと、隣のコが話しかけてきた。

「なんて名前?
アタシは北島 葉菜」

「凜、朝倉 凜!
凜って呼んで♪」

「じゃぁ、アタシのコトも葉菜って呼んでー。
よろしくっ」

「よろしく★」


葉菜は可愛いというより、美人な感じの女の子。

しゃべると、アタシと結構気があって、すぐに仲良くなった。



「ほら~、一例に並べ~!」

担任(?)が叫んでる。

仕方なく、一例に並ぶ。


「なぁ、なんて名前?」


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