まほにわ!
食べ終わった私と香奈子は一緒に職員室へ

「なんで私まで一緒なの?」

「怒鳴りが軽減するかなって・・・」

「ないない」

そんなはっきり言わないでー


数回ノックし職員室に入った

「失礼します」

香奈子は入らずに待つらしい、まあ当然なんだけどね

入ると同時に担任のリリア先生と目が合った


笑ってる、すごく笑ってる、あれ、笑顔って怖いものだっけ・・・あはは、先生元気?


空元気の私の声はリリア先生にしっかりと届いたらしく、満開と例えるのが相応しい笑顔で話しかけてきた

「おはよう、アリシアさん、私は今日も元気よ?貴女は?」


生きている感じがしないです・・・


そんなことを言うこともできず、素直に謝っている私がいた


「大丈夫よ、もう怒ってないから」


そう言うと、顔を上げるように促された

それと同時に先生に抱き着かれた

「あまり心配かけないでね」

抱き着いたリリア先生の身長は、私の胸辺りまでしかなかった

「先生ちっちゃくて可愛いですね」

おまけに童顔だし

「・・・うるさい」


髪を撫でながらそう言った
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