目隠しMyLovers♥~先輩とあたし~【完】
私の挨拶に軽く微笑みながら彼は
優しいその笑顔で私に問いかけた。


「おまえさ」


「は、はい」


「俺のこと、好きなんだろ?」



心臓が落ちるのかと思った。


いや

でかいかなづちで頭をひどく打たれた気分だった。


誰にも話したことないのに
一度も口に出したことないのに


何で


何で知ってるの――――――?!


< 21 / 83 >

この作品をシェア

pagetop