桃色ドクター
この人、全然Mじゃない!!
Mだと思っていたけど、ドSじゃん!!
だからって・・・別にいいんだけど。
もっともっと瀬名先生のこと好きになってるもん。
「部屋に入ると、何も話せない状況になってしまうから・・・・・・」
「じゃあ、夕食でも食べますか?」
私の言葉に瀬名先生は少し残念そうに頷いた。
私達は、ファミレスへ向かった。
ムードのある場所を避けた。
肝心の話は、まだ何もしていない。
でも、「好き」だと言ってくれた。
まだ瀬名先生は私を好きでいてくれた。
だから、いい。
全く連絡がなかった数ヶ月のことも、恵理の件も・・・・・・
どうでもいいや。