桃色ドクター



白衣姿の瀬名仁ノ介はセクシーすぎる。



伸びた髪を耳にかける仕草に胸がときめく。




「どうですか?」


優しく腰を押す。


そして、私の顔に顔を近づけて、にっこりと微笑む。


医者としての笑顔。



「はい。大丈夫・・・・・・です」



必死で普通の声を出そうとするけど、上ずってしまう。



「そうですか。じゃあ、これはどうですか?」




うわぁ!!


瀬名先生、反則です。



ここは病院です。



腰を押さえたまま、瀬名先生は私にそっとキスをした。




目を閉じたまま、私は放心状態。



心臓は破裂寸前。




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