LOVE SCHOOL~恋する生徒会~
大「2人とも毒舌だからね〜」


美「そっかぁ〜」









竜「なんだよ、あいつ……ハァハァ
やたらと速いじゃん……」




どこ行ったんだよ…


もしかして…





バンッ


竜「っハァハァ………見つけた……」


竜が行き着いたのは屋上。


綾「何しに来たんだよ……。」


竜「好きな子に会いにきちゃダメなの??」


綾「………じゃあ戻る…」

竜「はぁ…………
俺の好きな子分かんない??」


綾「分からないに決まってるじゃん。
分かりたくもない。」


竜「俺が好きなのは……」
綾「やだ、聞きたくない。」


竜「ちゃんと聞いて。」


綾「だから聞きたくないって言ってるじゃない!!」


チュッ

竜「綾那ちゃんなんだけど。」


綾「へ………??」


竜「ったく…勝手に勘違いして、怒ってたんでしょ。」


綾「本当に…??」


竜「うん、本当。
最初は潰そうと思ってたんだけど、いつの間にか好きになってたんだ。」

綾「で、でも先輩が忘れらんないんじゃないの……??」


竜「そりゃあまだムカつくとは思うけど、それだけ。
恋愛感情で忘れらんないじゃないよ。」


綾「…………バァカ…。」

竜「綾那ちゃんよりは頭良いです〜
よし、戻ろ。」


綾「あたしはまだここにいる。
頭冷やしたいからな。」

竜「勝手にヤキモチやいたこと??」


綾「うっせぇ、バァカ…。」


竜「じゃあ俺もここにいるよ。
寝てるから、帰るときに起こして。」


綾「どうしよっかな〜」

竜「うわっ、意地悪っ!!」

綾「起こしてやるよ。」

竜「じゃ、おやすみ……」
< 104 / 404 >

この作品をシェア

pagetop