LOVE SCHOOL~恋する生徒会~
大「大丈夫??」


美「何で…??」


大「なんか様子おかしかったからさ。
首、怪我してるよ??」


大喜が傷に触れようとしたとき……


パシッ


美「あ、あの……
ごめん………」


美菜が大喜の手を叩いた。


大「やっぱ何かあった??」


美「……………」


大「言ってくんなきゃ分かんないよ??」


美「好きだって言われた………」


大「それだけ……じゃないよね……」


美「うん………」

大「キスされた??」


美「ご、ごめっ………
避けきれなくて……」


大「美菜のせいじゃないよ」


美菜の後ろにはフェンス、前には大喜。

屋上ってこともあって、誰も居なかった。


美「ごめんね……」

大「キスしていい…??」

美「ふえっ??」

大「消毒。」


チュッ

美「………ふぁ…」


ポンポン


大喜が美菜の頭を撫でた。


大「部屋戻ってて??
後で遊びに行くから」


美「どこか行くの〜??」


大「ちょっとね…
絶対行くから待ってて♪」


美「分かった〜」




ガチャ

バタン




〜大喜side〜


大「っ……ムカつく……
流石にあれは見逃せねぇわ…」


ガチャ

バァン!!



俺はあんな事されて黙ってるほど優しくないよ。











大喜が行き着いたのは涼介の部屋。


コンコン


涼「やっぱ来たか……」

大「ちょっと来い。」
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