LOVE SCHOOL~恋する生徒会~
ヒュッ

竜「うおっ;;」



いくら強い涼介と大喜でも竜のすばしっこさには叶わない。



大「邪魔すんな!!」


緋「心配してやってんのにその言い方はねぇだろ!!」


涼「誰が心配してくれって頼んだ!!」


唯「っお前ふざんなよ……」



バキッ



殴ったり殴られたり。
思った通り、3人でかかっても叶わない。

それほど大喜と涼介がキレたらヤバいということ。



ドカッ


竜「っあ………はぁはぁ……」


涼「もう終わりかよ………はぁ……」


バキッ


緋「って………っはぁ……」


大「止めに来たんじゃねぇのかよ……っは……」

ドカッ


唯「いっ………てぇ………はぁはぁ………」






バン!!


美「大喜君!!」

大「美…菜……??」


綾「竜っ!!!」

竜「綾那ちゃ…ん…」

恵「ヤバいじゃん……」

唯「めぐ…ちゃん…??」

藍「大丈夫…??」

緋「大丈夫じゃ…ねぇ……」



涼「お前らには関係ない………っはぁ……さっさと戻れよ……」



竜「っはぁ……もう無理……」


唯緋「「俺も……」」



バタッ


3人とも大の字になって倒れた。


大「涼介…………」


涼「先に倒れた方の負けな…………」


大「おぉ………っ」


ヒュッ



避けたり、殴ったり、2人の強さはたいして変わらない。
どちらかが気を抜けば負ける……




そういう状況だった。


美「大喜君……」


美菜が止めに入ろうと思ったとき。


緋「っ平原…!!
止めとけ……」


美「何で……??
このままじゃ2人とも倒れちゃうよ……!!」
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