LOVE SCHOOL~恋する生徒会~
そう、あの仲の悪い男子校と女子校が合併するのです;

-女子校-

恵「校長んとこ行ってくる!!」


綾「めぐ、あたしも行く!!」



-男子校-


唯「ちょ、俺校長んとこ行ってくる!!」


緋「俺も!!!」



ま、こんな事で合併がなくなるってわけでもねぇけど、理由を聞きに行かなきゃな。




そう思い、恵と綾那と唯斗と緋呂はそれぞれの校長室へ走り出した。




その頃、校長室へ向かった以外の生徒会は………

女子校では、藍が生徒会室で読書をしており、美菜はひなたぼっこへ出掛けていた。


美「今日はどこにしよっかな〜♪」

そう言っている、美菜が見つけた絶好のひなたぼっこポイントは、プールの近くにある野原のような場所。


美「あっここにしよ♪」


そう言って、美菜は横になった………が、すぐに起きてしまった。

なぜかって??


男の子の五月蝿い声が、聞こえてきたから。


美「はぁ………ここはダメかぁ……(泣)」


明らかにショボンとしている美菜。
でも、男子が来たからどけなければならない。
揉め事になるのは御面だからね………


美菜がなるべく男子に近寄らない様に、プールサイドを歩いていると……

??「ちょっ、馬鹿押すなよ!!
うわぁ!」

そう言って男の子があたしにぶつかってきた。

その体重に耐えきれなかったあたしは……



美「きゃぁぁぁぁあ〜」


バッシャーン


プールの中に。


??「大丈夫ですか!?
って女子校のやつかよ…」



美「あぁーーーっ
男子校生徒会のなんとかなんとか!!」



??「はっ??
あ、お前女子校生徒会の馬鹿か」


美「ばっ、馬鹿ってなんですか!!」

??「いや、こんな寒い時期にプール入ってるって馬鹿なんじゃねぇの(笑)」


美「それはっ、あなたが押したからでしょうがーー!!」


??「はっ?俺??
つーか俺の名前あなたじゃないんですけど」
< 4 / 404 >

この作品をシェア

pagetop