消えるよ
変な親父は、戻って来た。

「これ足してやるからよ。早く、イケよ。」

変な親父は、そう言いながら一万円札を二つに折り、僕の口にくわえさせた。

ローションの卑猥な音が、バスルームに響き渡る。

「ギンギンになってきたよ。金見て勃起してんの?」

しごくスピードが早くなってすぐ、僕は軽く痙攣した。


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