大好きなのに…



えっ。 そう思ったら、
先輩の隣りに女の先輩がいた。

あたしは立つことしか、
出来なくて。


やっぱり、先輩モテるから、彼女さんいたんだ…

そう思うと、

浮かれていた自分が恥かしく思える。

ほんと……バカだな…あたし…

自然と涙が出てきていた。
何度も、何度も、涙を拭いても涙は止まることを知らずにただただ泣いた。
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