ねぇ、嘘でしょ??
「でもね、晴斗は記憶喪失になっちゃったの」

「えっ!!!!????
じゃあ、私のことも忘れちゃったの??」

「私のことだけ忘れちゃったの
一部だけ忘れちゃう記憶喪失なんだって」

「愛莉
つらかったね」

優子ちゃんのそういって私を抱きしめてくれた
優子ちゃんは本当に優しい

「優子ちゃん」

「何??」

「私、晴斗に思い出してもらえるように頑張るね」

「頑張って
私も、応援してるから
私に手伝えることがあったら何でも言ってね」

「うん!!
ありがとう」

落ち込んでちゃいけないよね
前向きに頑張らないと!!



晴斗、私のお弁当食べて思い出してくれるかな??

「愛莉
晴斗君来たわよ」

「...うん」

「ほら行ってきなさいよ」
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