君と出会えた意味


「・・・花。」

充「あ?」


もうあたしは止まらない。
健斗への怒りと悲しさで・・・・。


「健斗の好きな人は実花だよ。」



充はにやりと笑い
充「ふ~ん♪
  誰にもいわねーからさ。」



そう言って充は
あたしの目の前から消えた。



その後の授業は休んだ。
健斗に合わせる顔がない。



今会ったら目の前で
泣いてしまう気がした。



屋上でサボってた時



「美菜!」




この声は・・・







「健斗・・・。」




健斗の顔は凄く凄く険しかった。




きっと充が健斗に言ったのだろう。




でもそんなことどうでもよかった。




< 12 / 32 >

この作品をシェア

pagetop