君と出会えた意味
「・・・花。」
充「あ?」
もうあたしは止まらない。
健斗への怒りと悲しさで・・・・。
「健斗の好きな人は実花だよ。」
充はにやりと笑い
充「ふ~ん♪
誰にもいわねーからさ。」
そう言って充は
あたしの目の前から消えた。
その後の授業は休んだ。
健斗に合わせる顔がない。
今会ったら目の前で
泣いてしまう気がした。
屋上でサボってた時
「美菜!」
この声は・・・
「健斗・・・。」
健斗の顔は凄く凄く険しかった。
きっと充が健斗に言ったのだろう。
でもそんなことどうでもよかった。