幸せでした・・・
「ほんとなんだよ・・・。」


『なんで・・・舞が・・・。』


「恵里香・・・あたしもっと生きたい・・。」


『舞・・・グス・・・。やめてよ!!!死なないでよ!!!』


「恵里香・・・・。」


するといきなり沈黙になった。


ガチャ


『もしもし・・・今、オレ・・・圭介にかわったぞ。松本・・・まともに話せる状態じゃないか

ら・・・。』


「・・・。」


『あいつに何いったんだ?』


あたしが・・・恵里香に言わなきゃよかったのかなぁ・・・。


言ったから恵里香は一緒にあたしの病気を背負わなきゃいけない・・・。


圭介に言ったら・・・圭介も背負うことになる。


きっと今拓弥に言ってるのかなぁ・・・恵里香・・・。


3人で背負わせるなんて・・・最低だよね・・・。


あたし・・・最低だよ・・・。


『おい!!聞いてんのか?舞!!』


「え!?・・・きいてるよ・・・。」


『じゃあ言えよ。』


「言うとね・・・圭介も一緒に背負わなきゃいけなくなるんだよ?いいの?」


『お前だったら・・・いいよ///』


「あたし圭介にはつらい思いしてほしくないんだ・・・。」


『でもオレはつらい思いしてまでお前についていく。』


「///・・・あのね・・・途中で泣くかもしれない・・・でも全部聞いてね・・・。」



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