幸せでした・・・

え・・・・・・？


嘘・・・でしょ・・・？


なんで・・・・・・？


良くなって・・・ないの？


「もう私達医者にもムリなんだ・・・。今の医学だと・・・。」


あたしの目からは・・・たくさんの涙が溢れた。


お母さんも・・・隣で泣いてる。


この空気に耐えられなくなったあたしは外に出た。


入り口で泣き続けた・・・。


見られたってかまわない・・・。


どうせ見たってあたしの気持ちなんて分かる人なんていないんだから・・・。


同情されてもうれしくない。


「舞！！！どうしたの！？メッチャないてるじゃん！！！」


近くを通った恵里香３人たちが来た。


あたしには３人が眩しすぎる・・・。


未来があって・・・。


「舞・・・「３人とも・・・本当はあたしのこと同情してるだけなんだよね！！！」


「・・・違うよ！！」


圭介と拓弥は黙ってる。


「誰もあたしの気持ちなんかわかるはずもない！！３人ともあたしのこと


かわいそうな子としかみてないんだ！！！」


「舞・・・。」


「山下・・・。」


「・・・。」