幸せでした・・・
思い
次の日―・・・


あたしの目はかなり腫れていた・・・。


ブサイク。


「お兄ちゃん氷とってぇ。」


「あぁ。」


冷たくて気持ちいい。


それより・・・説ってあたしのことスキだったんだね・・・。


学校に行ってたときは・・・本気じゃないと思ってた。


でもね辛いときにそばにいてくれたのはあの人・・・。


この思い・・・伝えなきゃね!!


でも・・・今日もまた説がきた。


「舞、オレ帰るからな。」


「わかった。お兄ちゃん。また来てね!!」


お兄ちゃん言っちゃうのか・・・。


心細いなぁ・・・。


「舞・・・昨日の返事は?」


ジーーっと見てくる説。


もっと前に言ってくれたら・・・あたしどんなに嬉しかったのだろう・・・。


「ごめん・・・ムリ。」
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