シークレット
「おい!!てめぇーさ。
少しは雫の気持ちも考えろよ!」
由美に向かって
梓が汚い言葉を吐く。
「いいの!!!
両思いで付き合ってるなら
私は平気だよ…梓‥。
行こっ」
キレている梓の手を掴んで
その場を逃げるように立ち去った。
「じゃあね‥由美。
明日から学校行くから明日学校で」
私は梓のことで
何日も無断欠席していた。
何度も来る先生からの電話も無視した。
明日行ったら
先生にいろいろ言われるだろうな‥