シークレット


先生は、
3mほど飛び机にぶつかった。


「先生に何するんだ!」

「お前なんか先公じゃねーよ。
 ただの変態親父だ」





私はショックで
死んだ魚のような目をしていた。


自然と涙が落ち、
その場から動けない。



「‥梓。何で来てくれたの?」

私は呟いた。


「雫が遅かったから心配になって‥
 早く来れなくてごめんな…」



梓は私の肩を抱き、
梓も一筋の涙を流した。
私のために…

泣いてくれた。

             
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