シークレット
「うん‥だからごめんね…」
フッフラれた‥‥
フラれた後の記憶はあまりなく、
気付けば由美の部屋にいた。
「うぁぁぁぁんん(泣)」
「よしよし」
優しく由美が髪を撫でる。
「何で‥好きなんて
紛らわしいこと言うのよぉ」
「斉己ってさ、そういう
いらない優しさも持ってんのよ。
だから
前言ったでしょ?
優しすぎて辛くなるって‥」
そんなこと言われたってぇ~
こんなのだとは
思わなかったもん(泣)
斉己くんを知らなすぎた…