☆花咲く頃に.。.:*・°

そして、昼前に瑠璃さん夫婦が面会に来てくれました。

瑠璃さんの旦那様は転勤で都会へ単身赴任しています。

瑠璃さん曰く、たまには帰って来ないと『このおじちゃんだぁれ?』と子供達に聞かれる…って

もう高校生ですが(笑)


瑠璃さんは、父の姿にショックを受けていた。おじちゃんは、何の為に手術したの?と言っていた。

『またまた痩せたなぁ…』

そう言って、寂しそうな、何とも言い難い顔をした。

ちょうどお昼頃に瑠璃さん夫婦が帰ると、父は私にも何か食べに行って来いと言い、

ついでに小さな栗ようかんを3個買って来るように頼まれた。

外まで行くつもりは無かったけど、コンビニでいっかー?でカレーまんと、あんまんを買って8階に…


昨日に続き、今日は本家のおじちゃん、おばちゃんと、あんちゃん達が…

私のカレーまん、さようなら…。

『かー、けー。』は、本日も開催です。


お友達から『何で赤飯?』って聞かれるまで、気付かなかったおにぎり(笑)

もち米100%のおにぎりは、一個で充分です☆
ありがとうございます。


父の様子を見に行くと、またハサミをよこせー!と言われる。

正確にはジェスチャーで(笑)

今度は自分のウェストポーチを開けて、ここに隠せと、待っていた。

「駄目なものは駄目っ!そんなに聞き分けないと本家のおじちゃん達が来ちゃうんだからね〜。」

前フリ終了(笑)

実家にコッソリ電話をしているうちに、おじちゃん達とご対面。

父の隣の、窓際の方が…

『あんまり長居されると、他の患者さんが具合悪い人もいるんだから、気を付けて。』

……。ありがとうございます。

アナタのイヤホンなしで観るテレビが大音量なのは、どうすればいいですか?


本家のおじちゃんも、おばちゃんも、田舎特有の声で話した訳では無い。

『痛いの治してもらって、一日ずつ、良くなってくんだ〜ぁ、な〜ぁ?』

そんくらいを、小さな声で話して、父を疲れさせてはと早々に病室を後にした。

『これで、好きなの、何でも食べさせてやって。』

オヒネリも、ありがとうございます☆


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