☆花咲く頃に.。.:*・°
故郷へと 続く旅
アニメみたいな名前のセレモニーホール。
家から近い……って、ただそれだけで決めました。
おとーちゃんはもう、祭壇の上で、怪獣になることもなく(笑)
おとなしく、やわらかな顔で寝ています。
それにしても……。
葬儀屋さんのクチの聞き方が、あまりにも馴れ馴れしくて、キレる(笑)
私が(爆)
『なんなら担当変わります?』
「アナタよりアレな方が来たらアレなんで、私に構わず続けて下さい。私は聞いてませんから。」
緊張しているだろう3バカの緊張をほぐそうとしての言葉遣いだろうと、ねーちゃんがキレる(笑)
んな訳ないじゃん!
おとーちゃんに「喧嘩してごめんね〜。」って、説明そっちのけで、席を外す私。
今すぐ決めなきゃならない事を、どんどんタメグチで聞いて来る葬儀屋。
耳が聞こえず、喪主に奉り挙げられた母(笑)
葬儀屋さんとの間で伝書鳩になるのに疲れたねーちゃんが、ブチキレ。。
『……えっと。。』
『皆さん、お疲れの様なんで、一旦打ち合わせ、終わりましょうか?』
これは、後になってから瑠璃さんに言われた事ですが
『アナタのせいで、更に輪をかけて疲れました。どーしてくれる?って、せうのよ。』
さすがは、瑠璃さんだと思いました(笑)
あん時の私は逃げんなよ、コラ!で、吐きそうになり
おとーちゃんの前でケンカばっかりしている自分達が情けなくて
お腹空いたから帰る!とダダをこね、部屋を出たら涙がダダモレでした。
一粒流れたら、もう…無理ね(笑)