☆花咲く頃に.。.:*・°

おとーちゃんのお引っ越しを、何とか初七日までに済ませたかった。


来客があれば、お茶も出せない、暖房のない母の部屋(笑)

そんなトコに、旅の途中のおとーちゃんがこれまで居て、

夕方やっと【元いた部屋】に戻りました。

あ〜、一安心〜。。

……。

おかーちゃん、おとーちゃんのお夕飯は?って、泊まってくれてる母の姉に聞かれる。

「あげるのなの?」

ちびりと叱られた、おかーちゃん。

叱られレベルは、この後どんどん上がります。

『さっきまであげてた水は?なったにしたの?』

「は、ぶん投げたじゃ?」
『なしてよ?ばが!』

更に上がり続けるレベル(笑)

「父さんさ、あげだヤヅ、オレ食う時にホコリかがってればやんたがら、ラップかげでらの。」

『ばがこーーーー!』


3バカ筆頭株主の底力、恐るべし(笑)


ねーちゃんが、おかーちゃんに言いました。

『あのね…。』

『食べるのは、おっかぁじゃなくて、おっとうなの。そのお下がりを、頂くのなの。』

『生きてた時から、ラップ見えなかったでしょう?おっとう、昨日、ご飯食べてないかもよ〜?』

「…んだって、オラ食うのだば、やんたもん。」

おばちゃんの、二発目の

『ばがこーーーー!』(笑)


食物を食べる訳ではなくて、食物をあげたキモチを仏さんが頂いて、

そのお下がりを頂くのが私達だそうで、おばちゃんの方面では、 

身体が弱っている方に、このお下がりを食べさせたら、力が出るって話もあるそうです。 


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