この世界で君を愛す
その13 クリスマスの誓い
12月24日。


世界中の人達にとって特別なこの日。


私と渉にとっても特別な日であることに変わりはなかった。


私達は映画を見たりショッピングをしたりとデートを楽しんだ後 夕方16時には家に戻ってきた。


そして早めに夕食を済ませ クリスマスケーキを食べた。


ケーキを食べていると 不意に渉が小さな箱を出した。


「はい。クリスマスプレゼントだよ。」


箱を開けると 中には小さなピアスがキラリと光っていた。


「わぁ…!かわいい!ありがとう 渉。」


「どういたしまして。僕にしては いい物選んだでしょう?」


小さな星の形のピアスは まるで金星のように キラキラ輝いていた。



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