この世界で君を愛す
なんて…なんてキレイなんだろう…。



白い雪原に太陽の光が反射してキラキラ光る。



風が吹けば…細かい氷が舞い上がって輝く。






春になれば…この雪が溶けるように 僕もいなくなるだろう。





それでも僕は…。





この美しい世界の一部になって…未知を見守りつづけるよ。





僕は…この世界で君を愛し続けるから。






僕は冷たい未知の手を そっと握りしめた。




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