この世界で君を愛す
後ろからそっと抱きしめると 未知の髪からほのかにシャンプーの香がした。

未知の髪に指を通すと サラサラと流れるように滑り落ちた。


「う…ん…」


起きたかな?と思ったが 未知はまた寝息をたて始めた。

僕はこの幸せな時間にもう少し浸りたくて未知の髪に顔を埋めて目を閉じた。



僕は…いつまでこうして彼女のそばにいられるのだろう。



そんな事を思いながら…僕は再び眠りに落ちた。







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