二人の物語
「う、うん…」

「おれのこと隼人って呼んでよ!
お前のことはなんて呼んだらいい?」

「輝でいいよ…」

「OK★」

と言って彼は前を向いてしまった。

彼が前を向いても輝の鼓動は早さを増すばかりだった。

もしかしてぇ…これって恋なのぉ?


「ぢゃぁ、今日はこれで解散!」

先生がそういって終わった!

すると、「輝!ぢゃぁーなぁー?」

「うん!ばいばい★」

笑顔で言うのが精いっぱいだった。

「美生ーーー★」

美生のことを精一杯呼んだ♪

まわりの人はびっくりして輝を見たけど

輝はそんなことも気にすることなんかないほど

隼人のことで頭がいっぱいだった。

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