▽...詩集

最後は

零した言葉は 記憶の奥底の檻の中にでも
閉じ込めて。

流した涙は 記憶に残っている全てを
消し去って。

保護してきたメールは 最後に目を通さずに
全消去。

登録された“君”の名前は 一思いに
削除して。

今考えている“君”の事を 気持ちを切り替えて
忘れてしまおう。

そして今までの思い出の“君”の所だけ 思い出さないように
タイムカプセルにでも入れよう。

後で思えば 結構笑えるかもしれない。

今までをリセットして 歩き出そうよ?
今までの事を休憩だと思えばいいじゃない。

「長い、長い休憩でしたね?」 なんて水をさすような言葉は要らないよ あなたってほんとに
お節介な友達だね。

自分の事は自分で片付けようよ 誰かに助けてもらったら
理想に近づけないじゃない。

途中までは誰かの手も借りるかもしれない 
猫の手とか孫の手とか。

でも最後はやっぱり自分1人でやらなきゃなんないじゃん?

だから今を生きる
将来を作るために今を生きる。

自分の最後は
自宅のベッドで
大好きな人たちに囲まれて

「ありがとう。」

って、言ってあっちの世界に逝きたいじゃない?
だから、その未来実現のために
今を生きる。

絶対「ありがとう。」って言いたいから。
90近くまで生きるんだ。
苦しまずに逝きたいし、
病院のベッドなんて固いとこは嫌。

愛着のあるmyベッドでいつもつかってる毛布と敷き布団と布団で寝ていたい。
ベッドの中が一番幸せ。
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