▽...詩集

いつからだろう

いつからだろう?
君を目で追っていたのは

いつからだろう?
君を見るとテンションが違ってきていたのは

いつからだろう?
君の声にとろけそうになっていたのは

いつからだろう?
君に会おうと登校時間を合わせようとしていたのは

いつからだろう?
君に触れたいと思ったのは

いつからだろう?
君を独り占めしたいと思い始めたのは

いつからだと思う?
私が君の事を恋愛対象としか見れなくなったのは

いつからか・・・・分かる?


この気持ちに気づいたのは最近で
どうしてももどかしくなる
 
休み時間に女の子たちに名前を呼ばれ
笑いあっている君

私も君と笑いたいし話したい
なのに・・・・妬けるなぁっと思いながらも
目を逸らしその場から立ち去る

逃げるの?
心の中で自分に問いかける
 
君を見ていたい
君の声を聞いていたい
こんなわがままは ただ心の奥に沈んでゆくだけ
貯まった心の声はどうなるのだろう?

駄目だね、自分って。
独り占めしたいだなんて彼氏と彼女の関係でもないのに
君にとって私と君は友達以下の関係かもしれない
ただの 片想い

ただの片想いに
きっと誰かが手を差し伸べる事なんて無いでしょ?

君の眼中に私が居ないなら
君の眼中に入り込んで 振り向かせたい

友達でもなんでも良い
ただ近くに居させて?

ずっと君とは交わることなく
この人生は終わるのだろう
それでも君に出逢えた事をいつまでも忘れないように

私は今も君を思い続ける

いつかこの気持ちが伝えられたらいいな
< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop