時空を超えてあなたに。。。
沢山の人たちが嬉しい言葉を掛けてくれた。





「明日香さん、顔上げてみてください。」





沖田さんに言われた通り顔を上げた。





すると風がサァ・・・っと吹いて辺りが桜色に染まった。






「山南さん・・・?」





まるでその風は山南さんが吹かした様だった。







山南さん私が桜が大好きって事覚えていてくれたんだね?澄み切った空には山南さんの優しく温かな笑顔が見えた。






「・・・山南さんですかね?」






「はい・・・。絶対に山南さんですよ。」






私は涙を流しながら空に向かってとびきりの笑顔を向けた。






山南さん、私今とっても幸せだよ。ありがとう山南さん・・・。






「明日香さん、つきましたよ。」



沖田さんの声で前をみた。するとそこには先を歩いていた近藤さんと土方さんがいた。
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