時空を超えてあなたに。。。
「はい、どうぞ。」




私は女の子に鞠を返した。





「明日香はんまた今度遊んで!」




女の子はそう言って私の腕を掴んだ。





「また今度ね?さぁ今日はもう遅いからお家に帰りな?お母さんが心配するよ。」





「うん、ほなまた今度なぁ~」





そう言うと子供たちは走って帰っていった。






「さて、私たちも屯所に帰ってご飯を食べましょうか。明日香さん今日の献立は何ですか?」






「焼き魚ですよ?沖田さん好きでしょ?」





「えぇ、大好きですよ。じゃあ行きましょうか。」





グイっ________





そう言うと沖田さんは私の手を握って歩き出した。





< 96 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop