似非家族
「ねぇ、やっぱり止めよう……?」
駅で切符を買い始める彼女に言う。
「どうして?」
「ほら!知らない場所って危ないし!!」
「大丈夫。だって……」
「和四がいるし。」
「お、俺!?」
「私のこと、守ってくれるでしょ?」
ふわっと笑って。
やっぱズルい……。
「それで、何番ホーム?」
「え?えーっと……。」
とっさに言われて慌てて考える。
えーっと……えーっと……。
「使えないなぁ……。」
「へっ!?」
なんかボソッと言われた!
使えないって!使えないって!!使えないって……!!!!
「2番だって。ほら、行こう?」
案内板を見て、彼女が手を引く。
あぁ、なんで尻に敷かれてんだろ俺……。
駅で切符を買い始める彼女に言う。
「どうして?」
「ほら!知らない場所って危ないし!!」
「大丈夫。だって……」
「和四がいるし。」
「お、俺!?」
「私のこと、守ってくれるでしょ?」
ふわっと笑って。
やっぱズルい……。
「それで、何番ホーム?」
「え?えーっと……。」
とっさに言われて慌てて考える。
えーっと……えーっと……。
「使えないなぁ……。」
「へっ!?」
なんかボソッと言われた!
使えないって!使えないって!!使えないって……!!!!
「2番だって。ほら、行こう?」
案内板を見て、彼女が手を引く。
あぁ、なんで尻に敷かれてんだろ俺……。