【短】俺様と落ちる恋!!??*番外編*
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「う〜ん……」
「いや、あんたがそこまで悩まなくても…」
「悩むよ!!大事な親友の一大事だよ!?」
「一大事って…」
あたしは学校で未歩に相談中。
どうやったら素直になれるのかと…
「でも、素直じゃない真理が真理だからいいんじゃない?そりゃあちょっとは好きって言ってあげなきゃだけど。」
「なにそれ?どういう意味?」
「だから、素直じゃないとこも含めて亮馬君は真理のこと好きになったんだよ!!」
「でも…結局は亮馬不安にさせてるし……」
あたし情けなっ…
「じゃあこうしよっ!!」
「え?何よ?」
「今日の放課後、亮馬君に好きって言うこと!!」
「はっはぁ!?無理よそんな急に!!」
「無理じゃないの!!言ってね!!後で亮馬君に聞くから!!」
はぁ!?
「そんな無茶苦茶な!!大体流れってもんがあるでしょうが!!」
「それじゃダメなの!!流れなんて待ってたら真理は絶対亮馬君に好きなんて言えないもん!!」
「うっ…」
めずらしくもっともなことを言われ、衝撃を受けるあたし。