烏乃唄-カラスノウタ-
後日私は桐子と某遊園地に来た。


お互い絶叫系が大好きなので同じものに何回も並んだ。



「はぁー、久々に騒いだらすっきりした!」



二人で椅子に腰掛けてジュースを飲み一休みしながら私は大きく伸びをした。



「どう?気分転換出来た?」


「うん!ありがと。今ならホラーも順調に書けそうな気がするよ!」


「あそ。別に止めはしないから好きにすれば?」



そっけなく答える桐子をよそに私は再びその場で書き始めた。


すると今回は気分は悪くならない。


おまけにどんどん話しが書けた。



「おおおお!!桐子!!凄いよ!すらすら書けるよ!!」


「はいはい。よかったですね。」
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