烏乃唄-カラスノウタ-
住人は学生から一人身のおじさんといった感じでどの人も人柄がよくすぐに馴染めそうだった。



「よし!次で最後だ」



最後は雅史の部屋の東隣、つまり二階の東側の一番はじの部屋の住人である。



ピンポーン



「………………あれ?」

インターフォンを押しても出てこない。
負けじともう一度押してみる。



ピンポーン



「……………」



やはり出てこない。

留守かな?と思い仕方なく出直す事とした。
< 3 / 161 >

この作品をシェア

pagetop