烏乃唄-カラスノウタ-
女は昔火事のあった旅館の女将でただ一人肉体が残って“死んだ”のだ。


だから他に焼死した従業員のためにひたすら“皮膚”を集めている。


残った骨に皮膚を貼り付けて再び“笠峰旅館”を営業することを夢みて…









‐3番 旅館の女将‐終わり
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