烏乃唄-カラスノウタ-
金縛りが日常的になりつつあったある晩、美香はまた金縛りで目を覚ました。
(うっ!また来た!)
頭のほうを見ると相変わらず圭が正座をしている。
(あいつ〜!よくもこんなこと……!)
そう思った途端いつもはぶつぶつ言っていてよくわからない圭が何かはっきり言い始めた。
「オマエニコロサレタ…コロサレタ……
オマエノセイデ…
イタイ…イタイ…!」
(やっ!怖い…!)
美香が必死に振り払おうとしても金縛りは解けない。
それどころか今度は圭がユラリユラリと美香に近づいて行く。
(くっくるな!!)
圭が美香の首に手をかけた。
その時
ガラッ
部屋の襖(ふすま)が開いた。
それと共に金縛りは解け圭も消えた。
(うっ!また来た!)
頭のほうを見ると相変わらず圭が正座をしている。
(あいつ〜!よくもこんなこと……!)
そう思った途端いつもはぶつぶつ言っていてよくわからない圭が何かはっきり言い始めた。
「オマエニコロサレタ…コロサレタ……
オマエノセイデ…
イタイ…イタイ…!」
(やっ!怖い…!)
美香が必死に振り払おうとしても金縛りは解けない。
それどころか今度は圭がユラリユラリと美香に近づいて行く。
(くっくるな!!)
圭が美香の首に手をかけた。
その時
ガラッ
部屋の襖(ふすま)が開いた。
それと共に金縛りは解け圭も消えた。