忘れないよ…
〜剣也〜
たった今、美月と付き合う事になった…。
あまりの嬉しさに、さっきからにやけてしまう…。
「剣也…おまえ気持ちわりいよ」
不思議そうに、顔を除く翔が言ってきた。
わっ…!!!
いきなり現れると、びっくりするんですけど…。
「わっ…いたのかよ。」
翔は、呆れながら俺の席の前の椅子に腰掛けた。
「さっきから、ずっと…隣にいたんですけど。」
さっきの事で、頭がいっぱいだったから。
あまり周りを気にしてなかったなあ〜…。
「ゴメンごめん!!…つか…俺〜」
翔に、最初はあやまった。
その後に、美月と付き合う事になったって翔に伝えた。