【短】流れ星に恋をする




ドクン…




ドクン……




ドクン…




彼の笑顔を見た瞬間から……


胸がドキドキうるさい。




あれ…?


どうしちゃったんだろう。




そんな胸を落ち着かせるように、あたしはゆっくりとまた歩き始めた。




まるで自分の体じゃないみたい。




生まれて初めての出来事に、どうしていいかもわからず……


振り返るなんて選択肢、頭になかった。




真っ白な頭


彼に持って行かれた、思考回路とあたしの心
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