【短】流れ星に恋をする
緊張しながらお店に入ると、笑顔で近付いてくる女性店員




少し身構えるあたし。




「この前ネックレスを買ってくださった方ですよね?」


うわ〜…。


すごい記憶力




毎日かなりの数のお客さんの相手してて、あたしの顔覚えてるって……すごすぎでしょ。




この人、接客業向いてる。


……なんて、感心してみる。




あのときと同じ店員さんにすすめられ、結局買った少し高いピアス。




あ、そういえば明日友達と買い物に行くんだった。




あれれ?




偶然?




またあのときと同じ。




あ……そろそろカスミソウも変え時かも。




このままいけば…………




もしかして…?
< 39 / 50 >

この作品をシェア

pagetop