[短編] 題名のない出逢い
1話 雪
誰にも邪魔されない
誰にも邪魔されたくないそんな時間が、過ぎていた・・・
きっと贅沢な時間を過ごしていたのだろう。
この世界の中で自分でもないもう一人の出会いをくれたのだから。
今日は、いつも降らない雪が降っていた。
街もいつになくにぎやかに見えていた。体が冷えていたが、なぜか
夢の中にいるようだ。
始めてみる雪ではなかったが、今日という日は忘れもしない。
2006年02月15日・・・・
今日という雪と 君にめぐり会えたから。