[短編] 題名のない出逢い
26話 「程遠い運命」
残された
自分が、
立ち尽くすんでいた。
無力だ、
僕の誕生日は、
4月6日
そして、彼女は、
5月20日
君と
僕は、
1年と14日
という日数は
運命とは、
程遠い時間の中で
生まれ
君の事を探して
やっと
1億2000人の中の一人に
たどり着いたんだよ。
君の後
姿を
目で追うことしかできなかった。