[短編] 題名のない出逢い
4話 涙の理由
粉雪舞う季節はいつもすれ違い
こんなレミオロメンの「粉雪」と言う今流行の歌がある。
そんな歌が、僕も好きだ。
でもこの時ばかりは、残酷で悲しい歌に響いてきた。
街角にあるTUTAYAから、もれていた音に
流され
自然と涙がこぼれてきた。
時に音楽は、
楽しくも
時に
悲しくもする
人の心のような存在なんだ
悲しい音色に
僕の瞳は、
時の流れるように
自然に涙が、こぼれてきた・・・
きっと きっと 君の事を思って